職業訓練の緊急人材育成・就職支援基金という支援制度が
- 2010年08月18日
- カテゴリ:職業訓練
緊急人材育成・就職支援基金というものがあるのはご存知だろうか?
これは、簡単にいうと、職業訓練を受けることで、失業給付金がもらえない人でも職業訓練を受けて再就職しやすくすることが目的のようなのですが、
「緊急人材育成・就職支援基金」により、雇用保険を受給できない方(非正規労働者、長期失業者など)等に対するセーフティネット機能を持つ仕組みをつくり、ハローワークが中心となって、以下のような職業訓練、再就職、生活への支援を総合的に推進します。
今まで失業保険がもらえなかった人が、支援金をもらいつつ職業訓練を受けれることが最大のメリットなのは理解はできる。
ただ、いくつか問題点がある気がする。
まず最初の難関として、職業訓練の最近の倍率の高さ。物によっては5倍などといった狭き門のものもあるらしい。
探し探しても1.3倍などで見つけることができればしめたものといった程度。ただし自分がやりたい職業と間逆のものだと応募する人はいないだろう。
失業率の軒並みの高さと、実際には労働していない就職探しをしていない通学していないといった人たちをカウントしていないことによる失業率と実際の失業してニートになっている人との数値の不明瞭さ。
もし現在何もしていない人が職業訓練に通おうとしたらどのくらいの比率になるのだろうか?
単身者:月10万円、扶養家族を有する者:月12万円
10万円で何ヶ月も就職先探しをしていて貯金も底をついてそれでも仕事に採用されず、なんとか藁をつかむ気持ちで職業訓練にたどりつく人もいるのではと思う。
給付金が、失業給付金などと比較することができず、就職支援基金の金額がそもそも何の根拠になっているのか疑問視せずにはいられない。
10万円という金額で月々の生活ができるのか?ということが上げられる。
東京都内では23区内だと、家賃は安いところでも1Rでも平均55000円以上はすると思う。光熱費、食費、交通費と考えると、職業訓練をやって集中するのには足りる金額なのだろうか?と。
3ヶ月とか4ヶ月の職業訓練期間中に、当然職業訓練の内容はびっちりと授業内容は知識として叩き込まれるので、アルバイトをしていて、片手間に職業訓練をこなしきれる人がどの程度いるのかは甚だむずかしいとも思う。
訓練・生活支援資金融資の貸付で、+5万円の貸付でなんとか通学しつつ生活してくれという格好なのだとは思うが、
職業訓練を受けても就職が決まりやすくなるというものでも無い
訓練機関を満了しても、到底経験者に及ぶスキルは新人レベルにも満たないレベルだと思う。まだ専門学校をびっちり2年間覚えた学生の方が企業がわも採用するのであれば、そっちを優先してとりたいレベルのスキルしか身につけられない。
当然職業訓練が終わるまでには就職の目処も立てないとその後の、生活ができないので、就職先も探さないといけないので、この支援金制度を実際に利用できる人は失業保険が受けられない人の中のほんの一部の人しか十二分に利用できないと思うのでした。
普通に考えたら貯金も無い様な人は、とっとと、アルバイトを探してくれといった内容にしか見れない。
あんまり事の問題点を理解していないように思う。
実際に職業訓練を受けている人は実にさまざまな人がいるものの、中には実家暮らしで、家賃を背負うことなく気楽に参加しているような人もいる。みんながみんな、ハングリーに職を追い求めているといった感がないのです。
職業訓練、再就職、生活への支援という目的は完全では無いにしても果たしてはいるとは思うのですが、すべての人をカバーする気が無いのはいかがなものかと思うのでした。




